「けん玉できた!VR」体験会

12月21日に「けん玉できた!VR」の川崎仁さん(@VRkendama)にお越しいただき、けん玉VRの体験と制作に関わる話をしていただきました。

まずは体験してみる!

私は「もしかめ」という基本の技に挑戦してみました。まずVR体験前にやってみると…1回しかできない( ・ω・)

VRの中では、球がゆっくりと落ちてくるので、落下点にきちんとけんを合わせることができます。レベルアップしていくとだんだん現実世界の速さに近づいていきます。

体験後にもう一度現実世界でやってみると…5、6回できた!!嬉しい!!

このVRでけん玉ができるようになった人はなんと539名もいるそうです。他の部員はもっとレベルの高い「つばめ返し」や「サイドスパイク」で盛り上がっていました!

けん玉VR誕生のきっかけ

川崎さんご自身が辛い思いをしていた時期に、ず~まだんけのパフォーマンスをきっかけにけん玉にハマり、練習していくうちに、できないことができるようになることの喜びや、自信が感じられるようになったといいます。そんなときに、父の形見であるVRreadyPCで、体の悪い母に楽しんでもらうために作ったのがこのけん玉VRだそうです。そんなに思いの詰まったVRだったんですね…!

今後は他の伝承遊びやスポーツにも広げて、「できる」喜びを伝えていきたいとおっしゃっていました。また、運動不足になりがちなシニア向けのコンテンツや、隙間時間にできるスポーツなどを開発しようと考えているそうです。VRは人間のQOLを上げる可能性をまだまだ秘めているんだなと感じさせられました。

貴重な体験とお話をしていただき本当にありがとうございました!

(文:奥田 写真:UT-virtual)