はじめに
UT-virtualの有志チームによる作品「MetaEyes」が、国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)メタバース部門において、さくらインターネット賞を受賞しました。
本作品がこのような評価をいただけたことを、メンバー一同、大変うれしく思っております。
IVRCは、学生が主体となってVR・XR技術を用いた作品を制作・発表するコンテストです。
本取り組みでは、企画立案から制作、展示・発表に至るまでを学生自身の手で行い、多くの学びと気づきを得ることができました。
本記事では、IVRCへの参加を通して得られた経験や制作の背景について、本選に参加したチームのレポートを中心にご紹介します。
IVRC参加レポート

今回、私たちIVRC本選チームは、VR学会大会内で開催されるIVRC本選に無事選考され、夏休みをかけて全国のXR学生が集う挑戦の場へ参戦してきました。
IVRCは長い歴史を持つ、日本最大級の学生向けバーチャルリアリティコンテンツコンテストです。かつてUTvも参加していましたが、ハード開発の停滞により出場は途絶えており、今回は約4年ぶりの挑戦となりました。

コンテンツ制作は4人のチームで行いました。ほぼ全員がハードウェア初心者だったため、毎日が勉強の連続でした。
要求される技術レベルはIVRC作品の中でも高く、試行錯誤の連続でしたが、本番では平衡感覚を電流で操作するデバイスや、手指に圧感覚や電気刺激を与えるデバイスを実際に体験していただくことができました。
普通の学生の立場では到底電気刺激デバイスの作成も知識的支援も受けることができませんでした。そんな中、協賛金・研究室への橋渡しをしてくださった皆様のおかげで無事VR学会大会に参加できました。多くの研究発表を直接見ることで、学術界への貢献を目指したいという思いがより強まりました。これはメンバー3人にとってこれまでの知識の集大成となり、自分たちのビッグドリームに自信を持つきっかけにもなりました。
IVRCおよび学会大会を通じ、普通では得られない非常に贅沢な経験をさせていただきました。これからもさらなる精進を重ね、後世に貢献できる開発を続けていきます。
おわりに
本取り組みにあたり、作品を体験してくださった皆様をはじめ、運営・関係者の皆様、そして日頃よりUT-virtualを応援してくださっている皆様に、心より感謝申し上げます。IVRCへの参加を通して得られた経験を、今後の制作・研究活動に活かしながら、VR・メタバース分野における表現や可能性を、これからも丁寧に探求していきたいと考えています。
今後ともUT-virtualの活動を、温かく見守っていただけましたら幸いです。