東京大学VRサークル UT-virtual、理系人材の研究データベースLabBase運営の株式会社POL及び東大人工知能開発学生団体HAITと提携

 東京大学届出学生団体UT-virtual(東京都目黒区、代表 竹下俊一、以下 UT-virtual、読み 「ユーティーバーチャル」)は、株式会社POL及び、東京大学人工知能開発学生団体HAITと、学生の活動支援を目的に提携いたしました。株式会社POLが運営する理系人材の研究データベース『LabBase』の学生データベース強化、イベント開催、広報など相互協力を行って参ります。
 
●株式会社POLについて
株式会社POLは、研究関連市場をテクノロジーを使って変革する、LabTech(研究室×IT)事業を行っている会社です。現在は、理系人材の採用サービスである『研究室所属学生の研究データベース LabBase(ラボベース)』および『研究の未来をデザインするメディアLab-On』を運営しています。
海外先進国に比べて、日本のアカデミアはまだまだIT化が進んでおらず、課題が山積みです。POLは、研究者の研究環境をより良いものにすることで、科学の発展に寄与したいと考えています。 また、閉鎖的だったアカデミアをオープンにすることによって、ヒト・モノ・カネ・情報の産学連携など、外部との関わりも促進したいと考えています。
 
●LabBaseについて
LabBaseは、研究室所属学生の研究プロフィールを検索・閲覧して、直接スカウトメッセージを送ることができる研究室所属学生の研究データベースです。研究プロフィールは、従来のESと異なり「学生時代に頑張ったこと」や「自己PR」などの項目はなく、「研究概要」「研究の意義」「執筆論文」「スキル(プログラミング、実験など)」等の項目が主になっています。また、スカウトには「あなた(スカウトを送る相手)にマッチしそうな職種の仕事詳細」も添えて送るため、学生側からすると「この会社に入ったらどんな仕事ができるのか」がイメージしやすく、より会社のリアルが伝わってミスマッチを防ぐことができます。
現在アマゾンウェブサービスジャパン、日産化学工業、ワークスアプリケーションズなどを始めとした約30社にご利用いただいており、LabBaseを通しての内定実績もすでに複数出ております。
利用学生数はサービスリリース後4ヶ月ほど1500名以上(2017年6月30日時点)であり、東京大学を始めとするトップ国立大学や、早稲田大学などの私立大学まで、理系分野で様々な研究実績を出している大学の学生が登録しています。登録学生の専攻は情報系や機械系、物理系などの工学系が約半数を占めております。
 
●東大人工知能開発学生団体 HAITについて
人工知能技術は、政府の成長戦略の重点項目としても注目されており、人材の育成も課題とされています。HAITは『同世代の学生から、一万人のAI技術者を輩出する』をミッションに掲げ、人工知能エンジニアやデータサイエンティストといった人材の育成環境を改善する活動をしています。団体内外での勉強会や大学研究室だけでなく外部企業との共同研究を進めており、インターン等の取り組みも盛んに行っています。
 
●東京大学VRサークル UT-virtualについて
VR市場は日本だけでなく世界で盛り上がりを見せており、次世代を担う技術として各国で莫大な投資がなされています。VRは次世代のゲーム機という位置づけだけでなく、医療や建築などの分野にも活用が期待されており、中でもMR(mixed reality)デバイスは近い将来スマートフォンに変わるデバイスとして大きな注目を集めています。
UT-virtualは様々な分野で利用が期待されるVR技術に若い世代がもっと気軽に触れ合える環境をつくることで、日本全体のVR技術を底上げするVR技術者とVR時代を開拓する経営者を輩出し続けることを目指しています。メディアの運営や展示会を通した普及啓蒙活動や、研究室やVRに取り組む企業と協力しながらサークル内外で勉強会、ハッカソンを積極的に行っています。
 
●団体概要
団体名:UT-virtual(ユーティーバーチャル)
代表者:代表 竹下 俊一
所在地:東京都目黒区
設立:2017年2月
活動内容:VR技術者の育成、VR関連分野での経営者の排出、VRの普及啓蒙
URL :https://utvirtual.tech/
 
●関連リンク
株式会社POL
東大人工知能開発学生団体HAIT
東京大学VRサークルUT-virtual
理系人材の研究データベースLabBase運営の株式会社POLが、国内最大規模を誇る東大人工知能開発学生団体HAITおよび東大VRサークルUT-virtualと提携