10月17日、株式会社ソリッドレイ研究所様にご招待頂き、製品体験と懇親会の為の場をご提供頂きました。
始めに同社の神部社長より、ソリッドレイ研究所の設立から現在まで提供してきたプロダクトについてご紹介頂きました。計算機上での三次元処理の情報を二次元スクリーンによって出力する場合に生じる情報の取りこぼしを立体映像によって解消できる点などに着目し、日本国内ではいち早くから立体映像研究に取り組んで来た同社の歴史について、大変意義あるお話をお聞かせ頂く事が出来ました。
体験会
ソリッドレイ研究所様のOmegaSHIPデモの体験は、複数人で同じVRコンテンツ体験を共有する事が出来るVRコンテンツの体験です。その没入感をより高められるリッチな映像表現と、振動感覚提示デバイスを兼ねたコントローラーとして機能する棒状のオリジナルデバイスを使用しており、ソリッドレイ研究所様の高い開発能力を感じる事が出来る体験でした。
また、デュオサイトを使用したコンテンツの体験をさせて頂く事が出来、物理的空間に映像を投影する事で可能となるHMDを使用する場合とは異なる映像体験について、知見を得る事が出来ました。このシステムを使用したブランコ体験は、実際には動いていないにも関わらず、身体が移動する感覚が引き起こされるベクションを感じる事が出来、駒場祭のコンテンツ開発に向けて大きな手掛かりを得る事が出来ました。
懇親会
合わせて同社内のスペースに於いて懇親会を開催して頂き、神部社長を始めとして社員の皆様から様々なお話を伺わせて頂いた他、こちらでもTECHTILE toolkitなど、いくつかの製品の体験もさせて頂く事が出来ました。
VRコンテンツの開発に長らく携わって来たソリッドレイ研究所の皆様から様々なお話を伺わせて頂き、実際にその成果を体験させて頂く機会を得られた事は、参加したUT_virtual部員にとって今後大きな意味を持つ事になると感じています。
最後にこの機会を与えて頂いた神部様、並びにソリッドレイ研究所の皆様には厚く御礼申し上げます。
(文:日暮 写真:日暮、古谷)
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お知らせ
– 日時
2018年11月23日(祝)9時~18時
2018年11月24日(土)9時~18時
2018年11月25日(日)9時~17時(最終日は終了時間が異なります)
– 場所
東京大学駒場キャンパス12号館1階1212教室
– 企画名
『Fly Fly Fly』
『UT-virtual個人作品展』