あらためて、新型コロナウイルスの影響を受けられた皆さまに、心からお見舞い申しあげます。
昨年に引き続き、UT-virtualでは緊急事態宣言発出中の期間においては、可能な限り対面を控えたオンラインでの活動をしています。
2021年度も新歓イベントはすべてオンラインで行われ、4月下旬からの緊急事態宣言の影響により、新入生(5期生)との対面での活動は6月下旬から行うこととなりました。
技術講習や講演会はZoomやYouTubeLiveを活用してオンラインで行い、9月からはSpecialChatを利用した各部員によるLT会なども実施しています。関東以外の地域から参加している部員も在籍しており(UT-virtualは全国からの参加を歓迎しています!)、オンラインの強みを生かした活動を続けています。

HMDを所有していない部員や、遠方からオンラインで参加している部員向けに、Oculus Quest2の配送を行う取り組みもしています。

春の個人作品展と夏の外部向け展示イベントはどちらも緊急事態宣言の発出に伴い、開催を中止するという苦渋の決断を下すこととなりました。
これらの展示会で出展予定だった作品の一部を、10月下旬頃に新たな展示機会を設ける方向で調整を進めています。
今年度は夏フェスの代わりとして、全国のxRサークルやxRを愛する学生との交流を目的としたオンライン長期イベント「UT-virtual 夏祭り2021」を開催しました。参加者は特設Discordサーバーに集まり、講演会やVRコンテンツ制作、VRゲーム会を通して和気あいあいと交流を行うことができました。最終日にはDJ×花火イベントをcluster上で行い、たくさんの人とお互いの夏を彩ることができるイベントとなりました。

外部団体との関わりは日本国内にとどまらず、海外のxR学生団体とも交流をしています。
アメリカ合衆国ワシントンD.C.の郊外に位置するメリーランド大学のXR Clubと行われた対談では、サークルの目的や活動内容、xR技術の将来性についてのトークが行われました。交流の最後には楽しくゲームをしたりと充実した時間となりました。

ここまで活動を止める事なく続けてこられたのは、応援して下さる協賛企業の皆さま、協力研究室の皆さま方のおかげと、心より感謝申し上げます。
こうした大変な状況の中でも、新たにUT-virtualの仲間に加わってくれる新入生が変わらずにいてくれていること、またその新入生が大きな熱量とともに積極的に活動をしてくれていることにとても感謝しています。
サークルの雰囲気は良く、SlackやDiscord、esaを用いた情報共有、githubやscrapboxを活用したタスク管理が頻繁に行われています。今期の反省も踏まえて、今後も部員にとってより良い環境づくりに努めてまいります。
UT-virtualは全国からの参加を歓迎しています。見学・入部希望の方からのお問合せをいつでもお待ちしています。
(文・写真:Takuhiro Nishida)