初めに
5月20日株式会社MicrosoftでCloud Developer Advocateとして活躍されている、千代田まどかさんにお越しいただきました。そこで、 UT-virtual向けに最近千代田さんが日本コミュニティを立ち上げられたBabylon.jsの概要と勉強の仕方などをお話ししていただきました。
Babylon.jsとは
Babylon.jsとはブラウザでゲームを作ったり、3Dグラフィックを描画したり、AR/VR空間を作ったりなどが可能なTypescript based WebGLエンジンです。
WebGLは書くコード量が多いことが欠点でしたが、それを抽象化するライブラリとしてBabylon.jsを用いることができます。
元々はMicrosoftのエンジニアの方が趣味で作られていたものでしたが、現在はMicrosoft社から公開されオープンソースで開発されています。
Babylon.jsの学習方法の紹介
Babylon.jsには公式チュートリアルが英語で用意されています。それぞれに課題が設定されたものが全部で8章あり、段階を経て進められるように構成されています。
日本語でのチュートリアルは用意されておらず本来なら日本語で学習しなければいけないのですが、千代田さんが自作の日本語でチュートリアルを公開されていてそこから日本語で学習することができます。
千代田さんが作成された日本語チュートリアルには千代田さんが実際に公式チュートリアルを触ってみて理解しにくかったところをアノテーションとして追記してあり、原本より理解しやすい内容になっています。
最後に
講演会では 一般的な大学時代のお話でははなくUT-virtual向けにBabylon.jsの紹介をしてくださいました。また講演会後の質問にも気さくに答えてくださり、学びの多い時間を過ごさせていただきました。
この度はちょまどさんとして活躍され、忙しい時間を過ごされる中で UT-virtualにお越しいただいたことに改めて感謝申し上げます。