Effect House ハンズオン講習会

2022年9月30日、Bytedance社の加倉井涼さんをお招きしTikTokのARエフェクト制作ツール「Effect House」に関する講演をいただきました。講演ではTikTokおよびEffect Houseについてのみでなく、加倉井さんご自身の経験をもとに就活やキャリア形成に関するお話もお聞きすることができました。

Effect Houseについて

Effect House(https://effecthouse.tiktok.com/)はTikTokで使用される映像エフェクトを制作するプラットフォームです。ノードベースの開発でコードを書くことなく、手元の画像などを用いてオリジナルのエフェクトを簡単に制作できるようになっています。制作したエフェクトはオンラインで公開でき、一般のTikTokユーザにも使ってもらうことができます。

講演会ではハンズオン形式で、加倉井さんの解説に則りながら各自が1つずつ、顔のパーツに画像が追従するFace Stickerという種類のエフェクトを作成し、実際にアップロードしました。一般に使用されるためには審査が入りますが、もしかしたら今回制作したエフェクトが審査を通過し、実際に使われるようになるかもしれません。

部員が作成したエフェクトを試している様子。顔に反応するもののほか、手に反応するエフェクトも自主的に制作していた。

UIがUnity(3DやVRのゲームを制作する際に使われるソフトウェア、UT-virtualの開発でもよく使われる)と似ていることもあり、実際に制作を体験した部員からは「操作方法がなじみやすかった」「普段の感覚に近くて使いやすい」などの声も多く上がりました。今回はオンラインでの講演会となったものの、実際に小さなコンテンツづくりができたこともあり盛り上がった定例会となっていたように思います。

今回このような機会を設け、そしてお時間を作ってくださった加倉井さんにこの場を借りて感謝申し上げます。