2023年度『超総会』

はじめに

 東大VRサークルUT-virtualでは2023年1月6日にオンライン配信にて2023年度『超総会』を開催いたしました。

新運営陣の発表

 まず、次期執行メンバーの発表を行いました。代表にはRintaroが、副代表にはGentaが就任しました。そのほか、広報や渉外、会計などの担当者を発表し、第6期運営陣の正式な発足となりました。

新代表挨拶

 この度、UT-virtual6代目代表に就任いたしました、UT-virtual五期、Rintaroと申します。代表として、各メンバーが追い求めるバーチャルリアリティとの関わりを応援できるような運営をしてまいります。よろしくお願い申し上げます。

 私たちUT-virtualはバーチャルリアリティのサークルであり、その言葉のもとに私たちは集まりました。今やHMD(VRゴーグル)は家電量販店で購入できるようになり、バーチャルリアリティに対する興味関心は、よりいっそうの広がりを見せていると感じます。しかし、私たちが集まったきっかけであるバーチャルリアリティとは一体何でしょうか?

 学術的な見方に立つならば、バーチャルという言葉は実質を意味するそうです。ある体験のうち、欠いてしまえばその体験だと受け止められないようなエッセンス、これをバーチャルと呼ぶのだと。この文脈においてバーチャルという言葉を捉えている私には、バーチャルリアリティを探究することは、ある体験にとって大切な要素を探すことに等しいと感じます。大切なもの、バーチャルを探すために、私たちはまずリアリティへと目を向けることが必要なのでしょう。目を、耳を、身体を凝らして見つめたリアリティの先に、大切なバーチャルを見つけられる。その営みの果てにこそ、バーチャルリアリティ技術によって実現できる、拡張されたリアリティがやってくるのだと思います。

 今期の運営では、HMDと触れ合う機会を率先して多くの部員に提供して行きます。近年のHMDの普及と共に、多くの素晴らしいコンテンツや文化が生まれてきました。私たちUT-virtualもまた、多くのコンテンツを作り出し、駒場祭や五月祭の大学祭を中心として数々の展示会で展示してきました。そうした流れの中に身を投じ、VRと共に生き、暮らし、考え、作るメンバーが、1人でも多く生まれてほしいと思います。そうしてはじめて、私が多くの部員の胸に宿ってほしいと考える、バーチャルとリアリティへの感性が生まれるのだと考えています。これから一年間、よろしくお願い致します。

 

おわりに

 昨年度は先輩方の尽力により、コロナで失われていた合宿などの活動を行うことができました。そういったリアルでの活動を継承しつつ発展させ、今年度は更に、より多くの部員がバーチャルリアリティと関わり、共に生活することができるよう尽力してまいります。
引き続き、東大バーチャルリアリティサークル、UT-virtualの応援をよろしくお願い申し上げます。