はじめに
先日のH2L Inc. 岩崎氏・堀江氏講演会はハードウェアの将来などをご講演をしていただきましたが、今回はH2Lの商品であるUnlimitedHandの初期設定や基本的な開発方法を教えていただきました。
H2Lとはどんな会社なのか?
H2Lは2012年に設立された会社で、触感伝達技術を用いた体験の共有をビジョンとして掲げています。具体的なプロダクトとしては、腕に装着し筋変位センサや電気刺激を用いるデバイスと、それに付随するソフトの開発です。
どんなことをしたか
まず二人一組になり、UnlimiteHandを配られました。
最初はUnlimitedHandを装着してみることに。
1.ゲルパッドを綺麗に貼る
2.腕にしっかり密着させる
(ゲルをUnlimitedHand本体に貼ります。ゲルを貼るのは電気の流れを良くするため、とのこと・・・
割とゲルは消耗品らしく使い続けていると取れやすくなってしまうそうです。
乾燥には注意です。我々はウェットティッシュで腕を湿らせました
ゲルをしっかりと張り付けた後は実際に腕に装着してみることに。)
次にUpdaterとUnitySDKをダウンロードして、UnlimitedHandを対応させるために登録。Unityで対応させました。そして実際にC#でプログラムを打ち込み、各々UnlimitedHandの操作感を確かめました。
備考
UnlimitedHandの装着方法はyoutubeやQitaにも載せているようなので要チェックです。
また、Slackにて質疑応答を受け付けていているようです。youtubeやQitaを見てもわからない!
という方はぜひ参加してみてはどうでしょうか。
https://first-vr.com/firstvr-slack-community/
UnlimitedVRの機能として電気刺激による手指の操作とジェスチャ認識機能がありますが、無料公開のSDKにはジェスチャのAPIが入ってないので注意です。
ジェスチャのAPIについては、下記のGitHubを参照とのこと。
※非公式のAPIのため、H2Lサポートはございません。ご了承下さい。
https://github.com/HosonoS/UHPy
さいごに
岩崎様、エヴァンジェリスト堀江様、エンジニア細野様、エンジニア寺谷様。今回は本当にありがとうございました。
H2L Inc.様は今月中にはマイナビ2020に採用情報が載るとのことなので、ぜひ覗いてみてください!
(文・写真:HagiNobu 構成:Mari Kotani)