2020年度 下半期の振り返り

eye-catch_2021-03_002

新型コロナウイルスの影響を受けられた皆さまに、心からお見舞い申しあげます。

今年度の上半期では、UT-virtualでも対面を控えたオンラインでの活動をしてまいりました。(上半期の振り返り記事はこちら)下半期でも引き続き、緊急事態宣言が発出されている期間においては、可能な限り外出を控えたオンラインベースでの活動を続けております。

第3回目 「しょぼふぇす(部内展示会)」の様子。オンラインにて開催。

そうした中でも、昨年の秋頃には様々な感染症対策を講じた上で、対面での活動を再開しました。行動に制限がある中での活動となりましたが、オンラインに限られた場では難しかったサークルの雰囲気作りや4期生との交流を行うことができました。
対面での活動は数少ない機会でしたが、4期生はサークルの全体像を掴むことができ、部員各々の視野も広くなったように思います。

いままでと同様に定例会をYouTube等で配信し、現地に来ることができない部員にも参加する場を確保しております。

そして協賛企業様の格別なご厚意により、日本最大級のイノベーションセンター「CIC Tokyo」のグランドオープニングイベントにて作品展示をさせていただきました。
特に4期生にとっては初めてのリアル展示イベントとなり、参加者から感想を聞くことなどを通して、作品にまつわる新たな発見や知見を見出したりと大変貴重な機会となりました。

また、コロナ禍での展示イベントに伴い、UT-virtualでは初めてVR体験のアテンドに感染症対策を導入しました。
これからしばらくwithコロナの日常が続いていくと考えられるこの新しい局面の中で、わたしたちにできることは少しずつでも実行していきたいと考えております。

このような活動ができているのも、応援してくださった協賛企業の皆さま、協力研究室の皆さまのおかげと、心より感謝申し上げます。

UT-virtualではこれからも社会状況やその場の環境に応じて柔軟に変化し、立場や年齢に関係なく全員の意見に耳を傾ける多様性を重視した活動を行ってまいります。

わたしたちは入部希望の方からのお問合せをいつでもお待ちしております。ARやMRといった技術を包括するvirtual realityという分野を学び、ともに未来を創りませんか。

(文・写真:Takuhiro Nishida)

 

● 関連記事 ●

「バーチャル東大」作った大学生 受験生に伝えたいこと https://www.asahi.com/articles/ASP1N5FLYNDXUTIL021.html

UT-virtual所属の学部生らによる「バーチャル東大」が令和2年度学生表彰「東京大学総長大賞」を受賞 https://twitter.com/drinami/status/1367717462372876291